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新潟県立長岡明徳高等学校は、一人ひとりの充実した高校生活を応援します。

TEL. 0258-33-5821

〒940-0093 新潟県長岡市水道町3丁目5番1号

単位制高校についてHEADLINE

単位制高校

■ 単位制高校とは
  1. 全日制高校と同様に、毎日登校して授業を受け、3年で卒業が可能な学校です。
  2. 多様な自由選択科目を開設し、能力・適性、進路希望等に応じた教育を行う学校です。
  3. 原則として、学年による授業の枠をはずし、単位の累積加算により卒業資格の認定を行う学校です。
  4. 学期の区分ごとの単位認定など、履修形態に弾力性のある学校です。
  5. 他の高等学校で修得した教科・科目の単位や高等学校卒業程度認定試験(旧大検)の合格科目など、当該高等学校以外における学習の成果についても、一定の条件下で卒業単位に加えることが可能な学校です。
  6. 社会人講座の開設や、卒業を目的としない社会人等も一部教科・科目の履修を認める学校です。

本校単位制の特色

■本校単位制の特色
  1. 「午前部」と「夜間部」があり、自分の希望や生活に合わせて、どちらか一方で学習できます。
  2. 午後に2〜3時限の「特別授業」があり、それを受講することで全日制高校と同様に3年での卒業が可能です
  3. 学期は前期・後期の2学期制です。通算で高校に3年以上在籍し、かつ74単位以上修得し、一定の条件を満たすと卒業できます。
  4. 必履修科目の他に、学年の枠をはずした多様な自由選択科目から選択することができるため、時間割は個々で異なります。
  5. 生徒の進路希望や学力を考慮して進路別・習熟度別クラス編成で授業を行う教科・科目もあります。
  6. 規律や協同、責任などの集団行動における望ましい態度を養うために、ホームルーム活動や学校行事等の特別活動を重視します。
  7. 他の高校等で修得した単位や高等学校卒業程度認定試験(旧大検)の合格科目の単位等を、一定の条件下で卒業時に卒業単位に加えることもできます。
  8. 生涯学習の観点から、科目履修生を受け入れます。

■午前部の特徴
  1. 目的や目標を持った生徒が、自分自身の能力や適性を考えて科目選択を行うことにより、進路希望を実現させることができます。
  2. 意欲的、積極的に自分の将来を考え、進学したいという生徒に対する学習指導、進路指導の充実を図ります。
  3. 生徒の進路希望を優先し、大学進学等にも十分対応できる授業を行います。
  4. 進路希望に添った科目選択が容易にできるように、多くのモデル案などを示しながら、手厚い個別の履修指導を行います。
  5. 午後の「特別授業」や高等学校卒業程度認定試験(旧大検)等を利用して単位を修得することで、3年での卒業が可能となります。
■夜間部の特徴
  1. 勤労青少年や社会人にも対応した授業を行います。
  2. 基礎学力の充実を図り、学力に応じた学習指導で、わかりやすい授業が工夫されています。
  3. 午後の「特別授業」や高等学校卒業程度認定試験(旧大検)等を利用して単位を修得することで、3年での卒業が可能となります。
■特別授業の特徴
  1. 進路希望を実現させるために、大学進学や資格取得にも対応できる授業を行います。
  2. 上級学校への進学にも対応できるようにします。
  3. 社会人講座を開講します。

Q & A

Q. 単位制と学年制の違いは何ですか。

A. 学年制は、その学年の課程の修了により進級する制度です。在籍する学校で定めた単位数を修得しないと原級留置となり、再びその学年のすべての科目をやり直さなければなりません。しかし、単位制の高校では、学年による教育課程の区分を設けません。その年次での履修・修得の単位数が個人によって異なり、修得単位数が一定以上に達すると卒業が認定されます。したがって、目的意識をしっかり持って自主的、計画的に学習する必要があります。


Q. 「午前部」と全日制高校との違いは何ですか。

A. 全日制高校では学校の定めた授業時間割にしたがって授業を受け、3年間の就学で卒業が認められます。単位制高校では、「午前部」で午前4時間の授業を受けるだけであれば、卒業まで4年かかります。しかし、午後の時間帯に開講される「特別授業」を受けることで、3年間での卒業が可能となり、全日制高校と同じになります。したがって、自主的に科目を選択し、自分だけの時間割で、自分のペースに合わせて学習することになりますので、卒業までの年数もそれぞれ違います。


Q. 単位とはどういうことですか。

A. 単位とは各教科・科目等の週当たりの授業時間数をいいます。週1時間の授業を1年間通して学習すれば1単位となります。例えば、「国語総合」は4単位ですので、週4時間の授業を1年間行います。授業に出席し、ある一定以上の成績を収めると4単位を修得できます。


Q. 3年間で卒業する方法を教えてください。

A. 単位制高校を卒業する条件の1つに、『74単位以上修得すること』があります。「午前部」または「夜間部」で1年間に19単位(総合学習を含む)まで修得することができます。しかし、それだけでは3年間で卒業に必要な74単位を修得できません。この不足する単位数を、1〜3年次の間に午後の「特別授業」で修得することで3年間での卒業が可能となります。また、他の高校等で修得した単位や高等学校卒業程度認定試験(旧大検)で合格した科目の単位なども、一定の条件下で卒業単位に加えることもできます。


Q. 全日制高校を1年生の途中でやめました。2年次に入れますか。

A. 単位が修得できていませんので入れません。したがって、一般選抜を受検して、1年次に入学することになります。


Q. 全日制高校の1年生以上を修了してやめました。編入するのは2年次ですか。

A. 修得した科目と単位数によっては、2年次以上に編入学することも可能な場合があります。ただし、修得している単位数や修了した学年等によって編入できる年次が異なりますので、直接当校に相談してください。


Q. 社会人講座とはどのようなものですか。

A. 主に社会人向けに高校段階の学習内容を提供するものです。詳しくは、こちらをご覧下さい。社会人講座へ


Q. 科目履修生とはどのようなものですか。

A. 講座の人数に余裕があるとき、一部の授業を社会人等が聴講生として受講できます。ただし、高校卒業の資格は得られません。希望があれば履修証明書を交付します。なお、当校の科目履修生だった人が当校に入学した場合には、その履修の成果を一定の条件のもとに卒業に必要な単位として認めることができます。


Q.3年で卒業しなければいけないのですか。

A.「午前部」は午後の「特別授業」と連携して3年で卒業できるように授業を組み立ててあります。「夜間部」は4年間で卒業をすることを中心に授業を組み立ててあります。なお、どちらの部も3年での卒業は可能です。また、本人の健康状況や勤務の都合(働いている場合)などで科目ごとに単位を修得しながら、無理なく4年以上かけて卒業することもできます。


Q.「履修」と「修得」とはどういうことですか。

A.「履修」とは、授業に出席して指導を受け、勉強することです。各教科・科目の出席時数が当校の規定時数以上であると「履修」が認定されます。「修得」とは、履修が認定され、その科目の目標を達成したと認められる成績を得たとき、その単位を「修得」できます。


Q.必履修科目とは何ですか。

A.卒業までに必ず履修しなければならない科目です。これらの科目を履修しなければ、他の科目をいくら修得しても高校は卒業できません。しかし、必ず修得しなければいけない科目ではありません。


Q.修得できなかった科目をもう一度修得する機会はないのですか。

A.履修している科目であれば、次の年次以降に再修得する機会があります。放課後や空き時間に教科担当者から指導を受け、勉強して再修得考査などに合格するとその科目の単位修得が認められます。したがって、学期の途中で授業が難しいからといって、途中で履修を放棄することなく、最後までしっかり出席して、勉強することが大切です。自分の目標に向かって計画的に学習活動を行うことが卒業への近道であり、進路希望の達成にもつながります。


Q.原級留置はあるのですか。

A.全日制高校では学校で定めた単位数を修得できなければ原級留置になりますが、単位制高校ではそのようなことはありません。つまり、単位制高校では、成績が振るわなかったということで原級留置になることはないのです。しかし、当校では、例えば、1年次で必履修科目が履修できなかった場合は、次の年度以降で必履修科目を履修することになります。


Q.「午前部」と「夜間部」の併修ができますか。

A.できません。生徒は、自分の所属する「午前部」または「夜間部」で履修することになります。午後の特別授業は、「午前部」と「夜間部」のどちらの生徒も受講することが可能です。


Q.一日の日課はどうなりますか。

A.原則的には、自分が選択した授業に合わせて登校すればよいことになっています。また、授業の組み方によっては、授業の空く時間もあります。したがって、登下校の時間は個人によって異なります。しかし、SHRや清掃には必ず出席しなければなりません。


Q.空き時間はどのように過ごせばよいのですか。

A.図書室や生徒ホールで自主学習を行います。無駄に過ごすことのないように、質問の時間や授業の予習・復習など、自分で考えて勉強することが大切です。



Q.特別活動はどのようになっていますか。

A.ホームルーム活動、生徒会活動、学校行事で構成されています。「午前部」の学校行事は、進路ガイダンス(5月・11月)、レクリエーション大会(9月)、進路バス見学(10月)、文化祭(11月)などがあります。「夜間部」の学校行事は、ボウリング大会(6月)、球技大会(10月)、生徒会校外活動(12月)などです。特別活動の成果も卒業条件ですから、しっかりと出席しなければいけません。


Q.放課後の部活動は、どのようになっていますか。

A.午後の「特別授業」と「夜間部」の授業があるために練習時間は制限されますが、運動部・文化部ともに積極的な活動をしています。現在は、陸上競技・バスケットボール・バレーボール・バドミントン・卓球・テニス・サッカー・軟式野球・美術・書道・音楽・文芸・英語・調理・漫画・演劇ボランティア・手芸園芸・囲碁将棋などの部や同好会が活動を行っています。令和5年度は、陸上競技部・卓球部・バドミントン部が全国大会に出場しました。


Q.たくさんの科目から選択する科目を選ぶにはどうしたらよいのですか。

A.選択科目の履修の仕方については、担当者(担任など)がガイダンスや個別面談を通して、一人ひとりにきめ細かく行います。また、多くのモデル案も準備されていますので、科目選択は容易にできると思います。したがって、科目の選択方法を心配するよりは、卒業後の進路希望(進学・就職等)や高校で身につけたい知識や資格など、目的や目標をしっかりと持っていることが大切です。


Q.年度途中で、科目の変更はできるのですか。

A.原則として、変更はできません。


Q.途中で進路希望を変更しても対応できますか。

A.単位制の高校では、教育課程で学年や文系・理系等での区分を設けていませんので、全日制高校以上に進路希望の変更にも対応できるようになっています。


Q.選択希望者が少ない場合でも開講するのですか。

A.可能なかぎり開講しています。ただし、進路別・習熟度別クラスで行う科目や「午前部」と午後の「特別授業」で同時に開講する科目などは、少人数の場合にはまとめて1講座となる場合もあります。


Q.進路別・習熟度別クラスはどのようにわけるのですか。

A.基本的には、生徒の希望が優先されます。履修指導のとき、進路希望や学力を考えて担当者と十分に相談することが大切です。


Q.制服はありますか。

A.制服はありませんが、服装規定はあります。高校生にふさわしい服装で通学してください。


Q.車両通学は許可されますか。

A.「午前部」は、バイク通学や自動車通学は禁止です。「夜間部」は、バイク通学や自動車通学は許可制です。許可された生徒と使用申請を行った車両のみ認められますが、バイクは原付だけです。「午前部」、「夜間部」とも自動二輪の免許取得、乗車、所有は、すべて禁止です。


Q.校則はどうなっていますか。

A.学校生活や社会生活における基本的な規則を記した「生徒心得」があります。当校では、周囲に迷惑をかけない規律ある生活態度が特に要求されます。


Q.クラスはあるのですか。

A.あります。クラスは、入学年度毎に編成されます。SHR・LHRや特別活動は原則として、そのクラスで行います。


Q.2人担任制と聞きましたが、本当ですか。

A.2人担任制を実施しています。学校での生活、友人関係、人間関係の在り方等、様々な相談ができます。また、大学進学、公務員、就職など進路実現へ向けて親身な指導が受けられます。


Q.教育相談について教えてください。

A.学校生活での悩みや心配事などの相談に応じるため、相談室を設けていますので、気軽に相談することができます。令和5年度はスクールカウンセラーが週2日、相談員が週1日、生徒や保護者との相談活動を行っています。


Q.定時制高校に入学するためには定職に就いていなければならないのですか。

A.そんなことはありません。無職であってもかまいません。また、全日制高校とは違い、アルバイトの細かな規定はありませんが、学業優先で考えてください。


Q.働きながら、夜間部に通いたいと思っています。仕事を決めるとき、どんなことに注意したらよいでしょうか。

A.通勤・通学の時間を考慮することが大切だと思います。また、高校に通学することに理解ある職場を見つけることも重要です。ハローワーク(職業安定所)などに相談して決めるとよいと思います。


Q.卒業後の進路はどうなっていますか。

A.大学進学、専門学校進学、公務員、就職などいろいろな進路希望に対応できるように、多様な選択科目を開設し、能力・適性に応じた教育を行っています。したがって、本人次第で進路先は無限に広がっていきます。また、自分に合った学習や生活の計画を立てて実行していけば、進路希望の実現は可能です。


Q.大学等上級学校への進学は可能ですか。

A.本人の努力次第ですが、自分の志望する分野に合わせて科目を選択することによって、上級学校への進学も可能となります。特に、「午前部」及び午後の「特別授業」では、大学進学等にも十分対応できる授業を行い、大学受験を想定した演習を中心に行う授業もあります。また、模擬試験や夏季休業中に進学補習も行います。



Q.どのような奨学制度がありますか。

A.次のような奨学制度があります。ただし、科目履修生、社会人講座生は対象となりません。

教科書の無償給与・・・原則として、1年間で、90日以上の就労等を要件とします。
各種奨学金の貸与


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